【パチンコ】西陣が倒産(廃業)した本当の理由は人口減少!?3つの原因がヤバい

西陣が廃業したってほんとう?理由や原因は?
なぜ倒産してしまったの?
これからのパチンコ業界はどうなってしまうの?
70年続いた老舗パチンコメーカー「西陣」が終止符を打ちました。
歴代人気機種では「モモキュンソード」、「モンキーターン」、「織田信奈の野望」や「結城友奈は勇者である」など多数の台が西陣から発売されました。
なぜ西陣は廃業してしまったのか?
その理由について、
【パチンコ】西陣が倒産(廃業)した本当の理由は人口減少!?3つの原因がヤバい!というテーマでお伝えします!

 

 

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【パチンコ】西陣が倒産(廃業)した理由は人口減少!?

1951年の創業以来70年あまり、皆様からのご支援を賜り、事業を続けてこられたことに、心より感謝申し上げます」とし、「パチンコ市場の縮小、新型コロナ感染拡大と業界の経営環境は厳しいながらも、ここまで乗り越えてきました。ぎりぎりまで事業継続に向けて検討してきましたが、市場環境は今後さらに厳しくなる状況にあり、事業を終了し廃業するしかないと決断しました。長きにわたりお取引いただきました皆様には重ねて感謝申し上げます」と記した。

 

2023年3月1日に70年続いた老舗のパチンコメーカー「西陣」が廃業する旨を発表しました。

この発表に”はっ”としたパチンコファンや関係者の方は少ないと思います。

巷では規制による射幸性の低下やそれに伴う遊技人口の減少などが原因であると予想されていますが本当のところはどうなんでしょうか?

 

 

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【パチンコ】株式会社西陣とは

・本社…東京都千代田区平河町
・設立…1969年3月
・事業内容…遊技機およびその補給装置の販売業
・資本金…8320万円
・従業員数…約109名
・主要子会社…㈱ソフィア/㈱西陣販売
・市場情報…非上場

現代表者は井置定男(いおき さだお)さんです。

パチンコ・パチスロ台や玉補給機などを販売している企業です。

パチンコ機の製造に関しては子会社である”ソフィア”が請け負っています。

かつては社員全員が変名で仕事をしていて、本名では活動していなかったという面白いエピソードもあります。

最近でも変名で活動していた社員がいたようです。

 

2023年3月1日、連名で3社「西陣」、「東京西陣販売」、「西陣販売」が廃業することが発表されましたが、

一部では”倒産”したという噂が流れています。

”廃業”と”倒産”では厳密には異なるので少しだけ説明します。

 

 

【パチンコ】西陣|廃業と倒産の違い

 

廃業と倒産の違いは以下の通りです。

 

・廃業…自ら事業を終わらせること。(経営者自身が終わらせると決定した場合のこと)
・倒産…事業を継続できなくなったこと。(資金操りの問題など)

 

「倒産」に関しては倒産手続きをせざるを得ないというパターンが多いです。

検討してからその手続を踏むことは少ないと言われています。

 

一方、「廃業」関しては続けようと思えば事業を続けられるパターンがあります。

廃業に至る原因としては主に「後継者がいない」ことや「商品やサービスに将来性がない」といったことが多いようです。

 

今回の西陣に関しては「廃業」なので、おそらく事業への将来性を見極めての決断だと思われます。

 

 

その決断までに至る原因は何だったのでしょうか?

 

【パチンコ】西陣が倒産(廃業)した理由?3つの原因がヤバい!

手で口を抑えて驚いている男性

㈱西陣が廃業した理由を3つほど考察してみました。

 

1.非上場
2.人口の減少
3.将来性の欠如と淘汰

 

こんな具合です。

1つずつ見ていきましょう。

 

 

理由1.西陣|非上場

株式会社西陣のロゴ

考えられる理由としての1つ目は、㈱西陣が非上場の企業だからです。

なぜ非上場の企業故に廃業してしまったのかというと、資金調達が難しいからです。

 

非上場の企業が株式発行による資金調達をする際、不特定多数の投資家が購入可能な上場企業とは異なり、企業自体で株式購入してくれる投資家を探さねばなりません。また、上場企業のように株価が存在しないため、非上場企業の株式の価格は購入者の企業評価に基づいての価格となるため、企業が考えている資金調達ができない恐れもあります。

biz.moneyforward.com(https://biz.moneyforward.com/ipo/basic/1686/#i-7)より引用

 

コロナ禍での影響を受けている状況で、”資金調達がしずらい”というデメリットは大きいと思います。

実際に、西陣が廃業を公式発表した文面にも”コロナの影響で”という理由付けがされていました。

 

なので、非上場がために資金調達が難しかった可能性が考えられます。

 

 

理由2.パチンコ業界|人口の減少

携帯の画面上の考える顔文字

2つ目はパチンコ業界の遊技者の人口の減少です。

遊技者が減れば、市場は小さくなります。

小さくなればその分需要は減ってしまうことになります。

 

 

パチンコ人口の推移
webGREENBELTより引用

ピーク時の1998年(約2,842万人)に比べると1/3程度まで減少している。

webGREENBELT(https://web-greenbelt.jp/post-38548/)より引用

 

2000年前後には確かに遊技人口は減少しているようです。

逆に、2020年前後にかけて変動は少なく2018年〜2020年は微増しているというデータが上がっています。

それではパチンコ業界は安泰なのか?

 

近年の遊技人口の微増が将来の安心に直結しているかというと必ずしもそうだとは言えない可能性があります。

 

 

理由3.パチンコ業界|将来性の欠如と淘汰

野原に立って青空の下太陽を眺める男性

ということで、3つ目はパチンコ業界の将来性への不安です。

なぜ将来への不安があるのか?

それはそもそも日本の人口が減少傾向にあるからです。

 

総務省による日本の総人口の推移
日本国総務省より引用

 

総務省によると2050年には日本人口は1億人を下回り、2100年の人口は4700万人程度まで減少すると予想されています。

 

加えてパチンコ業界における人口の割合は以下の通りです。

総務省調査によるパチンコ年代別人口推移
総務省統計局【社会生活基本調査】のデータ

 

1990年代に30%を超えていた20代の人口率は、2016年には9.5%まで下がっています。

そもそもの少子高齢化が避けられない世の中です。

パチンコ業界を支えている30代〜50代の行動者が去った後のことを考えると、業界全体の衰退は意外と早く訪れると思われます。

 

市場の食い合いが始まり、穏やかだった海はレッドオーシャンに成り代わり、飽和状態(持つことができる最大限にまで量が達している状態)がやってくることは比較的かんたんに予想が立つのです。

 

 

以上の3つの理由から、㈱西陣の廃業の発表に異議や疑問を唱えることは簡単ではないのです。

 

 

 

世間の声

 

 

 

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まとめ

【パチンコ】西陣が倒産(廃業)した本当の理由は人口減少!?3つの原因がヤバいというテーマでお伝えしました!

 

・西陣=非上場=パンデミックの打撃
・業界の人口減少と少子高齢化
・将来性の欠如と淘汰
という観点から西陣の本当の廃業理由とこれからのパチンコ業界について少し考察してみました。
みなさんは、これからのパチンコ業界に限らずビジネスモデルや社会モデルについてどう思いますか?

 

 

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